1967(日本自動車博物館)

TOYOTA[日]
Toyota 1600GT4/GT5[1967]

車両形式 2ドアクーペ RT55型
L×W×H 4,125×1,565×1,375
WB 2,420 Tr 1,290/1,270
45L Wt 1,030kg 4
エンジン
種類 9R型:水冷4st 直4DOHC・2キャブ
排気 1,587cc 80.5×78.0mm
馬力 110ps/6,200rpm
トルク 14.0kgm/5,000rpm
駆動系
駆動 F・R 変速 4MT/5MTⒻ
サス 独DWⒸ/半Ⓛ
タイヤ 6.45S14 ブレーキ DiⓈ/DrⓈ
価格 GT4:960,000円 GT5:1,000,000円
備考
1600GTは、1967-1968年に生産されたハードトップ型乗用車。型式名はRT55。その成り立ちからコロG(コロナGT)とも呼ばれるが、正式名称ではない。同年5月に登場したトヨタ2000GTの弟分という位置付けだった。ボディは、3代目コロナ2ドアハードトップ(コロナ1600S、後期型ボディ)の物を補強した他、サスペンションやブレーキも強化。フロントフェンダーにエアアウトレットを追加し、フェンダーアーチをコロナのものより少し大きめに取っている。フロントグリルとリアクォーターピラーにはトヨタ2000GTに似た逆三角形の七宝焼きエンブレムが付けられた。エンジンは、コロナ1600S用のOHVツインキャブ『4R』型のシリンダーブロックに、ヤマハ発動機がアルミニウム合金製DOHC(1気筒当たり2バルブ)ヘッドを換装した『9R』型(JISグロス値最高出力110馬力)。

NISSAN[日]
DATSUN BLUEBIRD 1600 4doorDX[1967]

車両形式 4ドアセダン P510型
L×W×H 4,120×1,560×1,400
WB 2,420 Tr 1,280/1,280
Wt 930kg 5
エンジン
種類 L16型:水冷 直4SOHC
排気 1,595cc
馬力 92ps[68kW]/6,000rpm
トルク 13.2kgm[129Nm]/3,600rpm
駆動系
駆動 F・R 変速 4MTⒻ
サス 独MSⒸ/独STⒸ
タイヤ 5.60-13 4P ブレーキ Di/Dr
備考 価格
1959-2001年まで生産・販売していた乗用車。展示車は、3代目”510型系”(1967-72)。中級モデルとして上位移行し、ボディは大型化。当初は2/4ドアセダン、4ドアワゴン/ 4ドアバンの4種類。直線的で彫りの深いシャープなデザイン。フロントドアガラスの三角窓は省略。エンジンは新開発のL型で、量販モデル1300ccのL13型と、上級モデル1600ccのL16型を積んだ「SSS(スーパー・スポーツ・セダン)」。日産初の四輪独立懸架。展示車は1967年となっているが、'68か'69年式?
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NISSAN[日]
DATSUN SUNNY 4doorDX[1967]

車両形式 4ドアセダン B10型
L×W×H 3,820×1,445×1,345
WB 2,280 Tr 1,190/1,180
35L Wt 645kg 5
エンジン
種類 A10型:水冷4st 直4OHV・ハイカム
排気 988cc 73.0×59.0mm 8.5:1
馬力 56ps[41kW]/6,000rpm
トルク 7.7kgm[76Nm]/3,600rpm
駆動系
駆動 F・R 変速 3MTⒸ
サス 独W横半Ⓛ/半Ⓛ
タイヤ 5.50-12 4P ブレーキ Dr/Dr
備考 価格
サニーは、1966-2004年に製造・販売された大衆車。展示車は、初代”B10型系”(1966-70)。大型プレス材を有効に用い、少ない部品点数で組み上げられた軽量モノコックボディ。ボディタイプは、2/4ドアセダン、2ドアクーペ、2/4ドアライトバン、トラックの6種類。サニー用に開発された直4「A型エンジン」は、実用上好成績をあげ、その後改良を受けつつ30年にわたって作り続けられ、傑作エンジンの評価を得た。軽量、簡潔でバランスの良い経済型エンジンであるだけでなく、低回転域の柔軟性と高回転まで軽快に回る良好な特性を備え、レーシングエンジンとしてのチューニングのポテンシャルも高かった。
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MITSUBISHI[日]
MINICA[1967]

車両形式 2ドアノッチバック LA21型
L×W×H 2,995×1,295×1,370
WB 1,900 Tr 1,110/1,070
Wt 490kg 4
エンジン
種類 MD24D型:空冷2st 2気筒
排気 356cc 62×59.6mm
馬力 21ps/5,500rpm
トルク 3.2kgm/3,500rpm
駆動系
駆動 F・R 変速 4MTⒸ
サス 横半Ⓛ/半Ⓛ
タイヤ 5.20-10 ブレーキ Dr/Dr
備考 価格 390,000円
ミニカは、1962-2011年に販売されていた軽自動車のブランド、および車名。展示車は、初代”LA20/21/23型”(1962-69)。三菱・360をベースに、ほぼ共通のドライブトレーンやプレスで、車体後部構造とグリルのデザインを変え、4人乗り軽乗用車に仕立てた。センターピラーから後ろをノッチバックスタイルにし、リアウィンドウを垂直に立てることで、乗用車としてのヘッドルームをかせいだ。1967年5月マイナーチェンジで、エンジン(ME24D)出力を21馬力へと向上したモデルと考えられる(中期型)。
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MITSUBISHI[日]
MINICA[1967]

車両形式 2ドアノッチバック LA23型
L×W×H 2,995×1,295×1,375
WB 1,900 Tr 1,110/1,070 150
Wt 520kg 4
エンジン
種類 2G10型:空冷2st 直2
排気 359cc 62.0×59.6mm 8.5:1
馬力 23ps/5,500rpm
トルク 3.4kgm/4,000rpm
駆動系
駆動 F・R 変速 4MTⒸ
サス 横半Ⓛ/半Ⓛ
タイヤ 5.20-10 4P ブレーキ Dr/Dr
備考 価格 378,000円
ミニカは、1962-2011年に販売されていた軽自動車のブランド、および車名。展示車は、初代”LA20/21/23型”(1962-69)。三菱・360をベースに、ほぼ共通のドライブトレーンやプレスで、車体後部構造とグリルのデザインを変え、4人乗り軽乗用車に仕立てた。センターピラーから後ろをノッチバックスタイルにし、リアウィンドウを垂直に立てることで、乗用車としてのヘッドルームをかせいだ。1968年10月2G10型2サイクル水冷直列2気筒359ccエンジン搭載車「スーパーデラックス」が追加され、これはそのモデルと考えられる(後期型)。
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HONDA[日]
LA800[1967]

車両形式 ライトバン
L×W×H 3,720×1,465×1,330
WB 2,245 Tr
Wt 785kg 2(5)
エンジン
種類 L800E型:水冷4st 傾直4DOHC
排気 791cc 9.0:1
馬力 58ps[43kW]/8,000rpm
トルク
駆動系
駆動 変速 4速
サス S/LR
タイヤ ブレーキ
備考 400kg積 価格 398,000円
L700は、1965-1968年に生産されていたライトバン型の小型商用車。L700のボディを改装したP700や、その発展型のL800およびP800も同じ系列として扱う。フロントサスペンションに日本車初のストラット式を採用。展示車は、1966年にエンジンを800ccにUPした”L800”(1966-67)。
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MAZDA[日]
CAROL[1967]

車両形式 4ドアセダン KPDA型
L×W×H 2,990×1,295×1,320
WB 1,930 Tr 1,070/1,110
20L Wt 560kg 4
エンジン
種類 DA型:水冷4st 直4OHV
排気 358cc 46.0×54.0mm 10.0:1
馬力 20ps/7,000rpm
トルク 2.4kgm/3,000rpm
駆動系
駆動 R・R 変速 4MTⒻ
サス 独TⓇ/独TⓇ
タイヤ 5.20-10 4P ブレーキ Dr/Dr
備考 価格 370,000円
キャロルは、1962-1970年と、1989年から販売している軽自動車。初代モデルは、軽自動車初の4ドアセダンタイプのモデル。展示車は、初代”KP系”(1962-70)。「完全3ボックススタイル」や、,リアウインドウガラスを垂直に立てた「クリフカット」などが特徴。1966年にマイナーチェンジされ、エンジン出力向上、ダミーグリル・リアデザインのモダナイズ、スペアタイヤのエンジンルームへの移設が施されたが、根本的なパッケージングの悪さによる車内の狭さと、元来の車重過大・パワー不足による動力性能の低さは解決困難だった。
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