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分布: |
北海道以南の日本各地沿岸。大陸棚域に幅広く。昼間は水深100m前後に群れでいることが多く、夜間には水面付近にまで上昇することがある。 |
特徴: |
体長2.3m。頭は尖り、歯は鋭く発達する。体は全体に左右に平たい。背鰭は背中全体に伸びて130軟条以上あり、尾鰭、腹鰭は持たず、尾部は単純は先細り状。臀鰭棘は皮下に埋没。体表には鱗がなく、その代わりに全身が銀色に輝くグアニン質の層で覆われ、全身は青味を帯びた銀白色。 |
備考: |
日本近海に分布するタチウオ”T.japonicus”は、世界の他の水域に生息する”T.lepturus”とすべて同種として扱われることもあるが、最近の研究では遺伝子的な差異が認められるらしく、別種とした。さらに日本近海では、「オキナワオオタチ」や「テンジクタチ」といったsp種も確認されている。
「オキナワオオタチ」とは、本種の両眼の眼隔域が窪まないこと、「テンジクタチ」とは、本種の口床が暗色で、背鰭の地色が白色であることなどで区別。 |
水族
館等: |
アクアワールド大洗11-1珍しい魚 |
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