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            | 分布: | 
            ユーラシア大陸からアフリカ大陸、オーストラリアにかけて広く分布。 
            寒冷地のものは冬には暖地に移動。 
            生息地は高山から都市部までほとんど場所を選ばず、漁港の周辺などは特に生息数が多い。 | 
           
          
            | 特徴: | 
            全長60-65cm。タカ科の中では比較的大型。カラスより一回り大きい。翼開長は150-160cmほど。体色は褐色と白のまだら模様。眼の周囲が黒褐色。地上や樹上にいるときは尾羽の中央部が三角形に切れ込んでいるが、飛んでいるときは尾羽の先端が真っ直ぐに揃う個体もいる。飛んでいる時は翼下面の先端近くに白い模様が見える。 
            主に上昇気流を利用して輪を描くように滑空し、羽ばたくことは少ない。視力が非常に優れていると言われ、上空を飛翔しながら餌を探し、餌を見つけるとその場所に急降下して捕らえる。 | 
           
          
            | 備考: | 
            ほとんど羽ばたかずに尾羽で巧みに舵をとり、上昇気流に乗って輪を描きながら上空へ舞い上がる様や、「ピーヒョロロロロ…」という鳴き声はよく知られており、日本ではもっとも身近な猛禽類。 
            日本に生息するトビは留鳥。 
            ヨーロッパと中央アジアの亜種(M. m. milvus および M. m. lineatus)は渡り鳥で、冬季は南へ渡り。 
            アフリカの亜種(M. m. parasitus),インドの亜種(M. m. govinda、Pariah Kite),オーストラリアの亜種(M. m. affinis、Fork-tailed Kite)は留鳥。 | 
           
          
            | 撮影: | 
            秋田県〜青森県 
            静岡県西伊豆田子漁港 
            石川県能登半島 | 
           
        
       
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