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分布: |
台湾、東シナ海、インドネシア周辺。日本では、鳥島沖、土佐湾〜奄美群島周辺。水深50〜250m程度の荒砂および泥で覆われた海底。 |
特徴: |
殻高20cm。現生する最大のオキナエビス。本科の中で唯一臍穴が開く。貝殻の口の外縁から半周程の長さまで細い切れ込み、貝殻の底の部分に深いへこみ。螺塔がやや高く膨らんでおり、体層は周縁が強く曲がる。切れ込みの帯にはピンクがかった斜めの縞や三日月型の模様があり、末端は少し盛り上がる。貝殻は重くて頑丈そうに見えるが意外ともろく、壊れやすい。 |
備考: |
原始的な貝の仲間。深海に住む為、生きている姿を見る機会は殆どなく、オキナエビス類の貝は5億年以上に遡る古い系統の貝である事からシーラカンスなどと同様に「生きた化石」とも。 |
水族
館等: |
沖縄美ら海水族館3深海への旅2 |
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