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            | 分布: | 
            インド洋の東部、太平洋熱帯域。千葉県房総半島以南。水深50-150mの砂底。 | 
           
          
            | 特徴: | 
            殻長15cm。前水管溝が棘状に長く発達。この突起は、肉食性の魚から身を守るためにあると言われる。棘状の突起の間には赤褐色の螺肋が見られ、地の色である白またはピンク色を帯びた白色との対比から、螺旋状になった模様となる。また、殻口は白色。 
全体的な形状は棍棒状の形で、殻頂が鋭く尖り、体層は丸みを帯びて膨らむ。この体層には縦張肋が3つあり、120度おきに長い棘と短い棘がやや曲線を描いて交互に付く。 
体層下部にある細長い水管溝にも棘があるが、こちらの棘は他の部分のものとは違い、真っ直ぐに近い形。 | 
           
          
            | 備考: | 
            他の貝を捕食する肉食の貝。二枚貝などを捕らえてヤスリ状の舌で貝殻に穴を開けて中身を食べる。 
            ホネガイにも似るが、本種の方がやや大型で、棘の数が少ない。 | 
           
        
       
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