カイロウドウケツ Euplectella aspergillum |
海綿動物門六放海綿綱六放星亜綱 カイロウドウケツ目 カイロウドウケツ科カイロウドウケツ属 |
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偕老同穴/Venus' Flower Basket |
標本 | 110122 東海大学海洋科学博物館13-3 | by Ryo |
水族館等:海洋科学博物館13-3駿河湾深海生物(その他) | |
分布: | 日本では相模湾や駿河湾など。水深1000mほどの深海に限られており、砂や泥の深海平原を好む。 |
特徴: | 体長5-20cm。円筒状の海綿で、海底に固着して生活。円筒形の先端は閉じ、基部は次第に細くなって髭状となり接地。円筒の内部に広い胃腔を持つ。骨片は人間の髪の毛ほどの細さの繊維状ガラスであり、これが織り合わされて網目状の骨格を為す。 |
備考: | 二酸化ケイ素(ガラス質)の骨格(骨片)を持ち、ガラス海綿とも呼ばれる。網目構造内、胃腔の中にはドウケツエビ”Spongicola venusta”と呼ばれる小さなエビが棲んでいる(片利共生である)。 |