1963B(日本自動車博物館)

FORD of Britain[英]
ANGLIA 105E[1963]

車両形式 2ドアサルーン
L×W×H 3,912×1,422×1,422
(3,900×1,460×1,440)
WB 2,311(2,299) Tr 1,168/1,163
32L Wt 737kg 4
エンジン
種類 Kent:直4OHV
排気 997cc 81.0×48.4mm
馬力 39.5ps[29kW]/5,000rpm(SAE)
トルク 7.3kgm/2,700rpm(SAE)
駆動系
駆動 F・R 変速 4MTⒻ
サス MSⒸ/半Ⓛ
タイヤ 5.20-13 ブレーキ Dr/Dr
備考 価格
1939-67。展示車は、4代目、Anglia”105E”(1959–68)。'62年10月にはその直前にデビューしたコンサル・コーティナ用1196ccを搭載した上級・高性能版、アングリア・スーパーもデビュー。

HUMBER[英]
Humber New SUPER SNIPE[1963]

展示車は、1962年登場のシリーズIVと考えられる。
車両形式 4ドアセダン
L×W×H 4,762×1,830×1,240
(4,700×1,790×1,550)
WB (2,794) Tr (1,445/1,410)
(56L) Wt 1,620(1,470)kg 5
エンジン
種類 水冷4st 直6OHV
排気 2,965cc 87.3×82.6mm
馬力 131ps/4,800rpm[SAE]
トルク 23.8kgm/1,800rpm[SAE]
駆動系
駆動 F・R サス 独DWⒸ/半Ⓛ
変速 ボーグ・ウォーナー完全自動変速機
タイヤ 6.70-15 ブレーキ Di/Dr
備考 価格
スーパー・スナイプは、ハンバーのブランドで1938-67年に製造していた大型乗用車・高級車。展示車は、New SUPER SNIPE(1958-67年)。エンジンは直列6気筒OHVの2,655cc。シリーズII以降はアームストロング・シドレー車用をベースとした2,965ccに拡大。ボディスタイルは4ドアのセダン、5ドアのエステートワゴンがあった。データは展示車。()内は1961年式”シリーズⅡ”のもの。
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HUMBER[英]
Humber SCEPTRE[1963]

車両形式 4ドアセダン
L×W×H 4,200×1,610×1,450
WB 2,560 Tr 1,310/1,230
48L Wt 1,124kg 5
エンジン
種類 水冷 直4OHV
排気 1,592cc 81.5×76.2mm  9.1:1
馬力 78.5ps/5,200rpm(DIN)
トルク 12.5kgm/3,500rpm(DIN)
駆動系
駆動 F・R 変速 4MTⒻ
サス 独DWⒸ/半Ⓛ
タイヤ 6.00-13 ブレーキ Di/Dr
備考 価格
セプターは、1963-75年に生産された、比較的高級な内外装を持った小型乗用車。展示車は、初代(1963-67。初期モデル(マーク1・マーク1a)のフロントグリルは4灯式ヘッドライトとセンターグリルを持つ。
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LEYLAND[英]
Leyland Double-Decker[1963]

車両形式 ロンドン2階建てバス
L×W×H 6,230×2,400×3,660
WB Tr
Wt 11,000kg
エンジン
種類 AEC製:D,水冷 直6
排気 9,800cc
馬力
トルク
駆動系
駆動 F・R 変速 半自動5速
サス RⓁ ブレーキ
タイヤ 価格
備考 エアブレーキ
ボディー:East Lancashire Coachbuilders
シャーシ:LEYLAND MOTORS

ロンドンバスの名物”2階建て赤バス”こと、ダブルデッカー(2床)フロントエンジン片運転台の低床式シャーシで、座席65人(立席別)乗り。特に展示車は、霧の街ロンドンにおいて非常に貴重なオープンボディー。1970年からは同じ全長で同じ乗客収容力を持つシングルデッカーの出現でダブルデッカーは終了。
展示車は、レイランドシャシーのRM5/7タイプやRTLタイプに似ているが、オープンタイプは何処にもデータが見当たらない。

上記は展示車に表示されていた内容であるが、ネット上ではAEC社(Associated Equipment Company)の”Routemaster”にあたると思われる。1959年に生産を開始、1968年までに2,876台が製造され、2,760台がロンドン市内で運行された。エンジンを前方に置き後輪を駆動するFRレイアウトを採用したため、後部に出入口を置くワンステップ構造を実現、パワーステアリングや前輪独立懸架、アルミニウム合金製の車体など、当時としては先進的な装備が施されていたという。
車両形式 ロンドン2階建てバス RM
L×W×H 8,400×2,400×4,400
WB Tr
Wt 11,000kg
エンジン
種類 AEC AV590型(9,600cc)または
Leyland0600型(9,800cc)ディーゼル
馬力 115馬力(Leyland)
トルク
駆動系
駆動 F・R
変速 AEC製4速セミオートマチック
備考 座席定員:64人(1階:28人、2階:36人)
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PORSCHE[独]
Porsche 356B Coupe[1963]

車両形式 2ドアクーペ
L×W×H 4,010×1,670×1,330
WB 2,100 Tr 1,306/1,272
52L Wt 905kg 2+2
エンジン
種類 616/1型:空冷4st F4OHV
排気 1,582cc 82.5×74.0mm 7.5:1
馬力 60ps/4,500rpm
トルク 11.2kgm/2,800rpm
駆動系
駆動 R・R 変速 4MTⒻ
サス 独DTⓉ/独SaTⓉ半Ⓛ
タイヤ 5.90-15 ブレーキ Dr/Dr
備考 価格
ポルシェ356とは、1948年から製造を開始したスポーツカーであり、製品名にポルシェの名を冠した初の自動車。高性能と居住性、実用性の3つを高度に満たした小型スポーツカー。”356.001”(1948)-”356C”(1965)。1963年式は”365B型”で、バリエーションはクーペとカブリオレ、ロードスターの3種。展示車は、クーペ”356B/1600”と考えられる。
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VOLKSWAGEN[独]
Volkswagen Type1 Beetle[1963]

車両形式 2ドアサルーン
L×W×H 4,070×1,540×1,500
WB 2,400 Tr 1,305/1,288
Wt 730kg 5
エンジン
種類 空冷4st F4OHV
排気 1,192cc 77.0×64.0mm
馬力 30ps/3,400rpm[DIN]
トルク 7.7kgm/2,000rpm[DIN]
駆動系
駆動 R・R 変速 4MTⒻ
サス 独TⓉ/独SaTⓉ
タイヤ 5.60-15 ブレーキ Dr/Dr
備考 価格
1938-2003に製造された小型自動車。「ビートル」Beetle や、「カブトムシ」の通称でも知られる。四輪自動車としては世界最多の累計生産台数「2152万9464台」の記録を打ち立てた。展示車は、1960年に1.2Lエンジンが搭載された当時の車種と思われる(1953-64)。データは、1960年式1200デラックスのもの。
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