キャデラック(Cadillac)は、アメリカの自動車メーカーゼネラルモーターズが展開している高級車ブランド。略称はCaddy。1902年10月に一号車を完成し、1903年から自動車の本格生産を開始。2連の砲弾型テールランプを両サイドに従えた、翼のような巨大なテールフィンの始まりは、'48年キャデラック62スペシャルというモデルだった。1959年、アメリカ車のテールフィンはピークを迎え、'58年に許可された4灯ヘッドライトなどにより、ボディーサイズも最大級となった。 |
車両形式 |
4ドアセダン
(2ドアコンバーチブル) |
L×W×H |
5,717×2,060×-
(5,703×2,038×1,435) |
WB |
(3,310) |
Wt |
(2,348kg) |
乗 |
- |
エンジン 水冷4st 90°V8OHV |
排気 |
390cuin[=6,390cc] |
馬力 |
325hp(345hp)/4,800rpm |
トルク |
430ftlbs[=57.1kgm]/3,400rpm
(435ftlbs[=57.8kgm]/3,400rpm) |
駆動系 |
駆動 |
F・R |
変速 |
AT |
サス |
- |
ブレーキ |
- |
タイヤ |
- |
|
展示車のジェット機が火を噴いたような砲弾型テールレンズの付いたテールフィンは'59年モデルだけ。'59年キャデラックは最高級のエルドラド、次いでドゥビル、標準の62シリーズが存在。エルドラドは2ドアクーペのセビル、4ドアセダンのブロアム、コンバーチブルのビアリッツという3モデル。'59年モデルのキャデラックには2種類の390cu.in.エンジンがラインナップ。62シリーズとドゥビル用390cu.in.は325馬力、エルドラド用は345馬力。()内は”エルドラド
ビアリッツ”のデータ。映画内で使われていたのは”クーペデビル コンバーチブル”らしい。 |