蒸気機関車 C57形 |
1908年(明治42年)に鉄道院が制定した、鉄道院形式称号では、 ・1000~3999→C形タンク式機関車 ・7000~8999→C形テンダー式機関車 例:2100形,8620形,C##形 国鉄C57形蒸気機関車は、日本国有鉄道(国鉄)の旅客用テンダー式蒸気機関車。マスコミなどでは「貴婦人(きふじん)」の愛称で紹介されることも多い。鉄道ファン等からは「シゴナナ」と呼ばれる。 1937(昭和12)年、C55形の63号機として製造が始められたが、改良箇所が多岐に及んだため新形式”C57形蒸気機関車”として誕生。1947(昭和22)年までに201両が量産。 1次形(C57 1-138):1937(昭和12)年-1940(昭和15)年に製造された基本形。従台車とテンダー台車がともに一体鋳鋼製。 2次形(C57 139-169):1940(昭和15)年-1942(昭和17)年に製造。組み立て式従台車を使用し、テンダー台車枠が板枠に変更。基本的には1次形のままで性能に大きな差はない。 「貴婦人」とは1次形と2次形を指す。1次形と2次形の間で炭水車を振り替えたケースもある(C57 120, 121, 135, 145, 148など)。 3次形(C57 170-189):1946(昭和21)年製造。戦後の旅客用機関車の不足を補うために製造。先輪がディスク形、コンプレッサーからの空気放熱管がランボード下に収められるなどの改良。砂箱キセ前面が1次形や2次形と比べ傾斜。 4次形(C57 190-201):1947(昭和22)年製造。C59形の設計思想を取り入れた大幅改良。キャブ(運転室)が密閉式、デフレクター前部上端は45度に切取、炭水車は船底形、ボイラー板厚を増すなどの改良。動力逆転機も装備。外観が大きく変化。 |
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C57形 |
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1939年:C57 79 - 124(46両)・1次形 |
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1938年:C57 15 - 32, 35 - 78(62両)・1次形 | ||||||||||||||||||
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1947年:C57 191 - 201(11両)・4次形 | ||||||||||||||||||
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1947年:C57 191 - 201(11両)・4次形 | ||||||||||||||||||
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