蒸気機関車 C62形
寸法(mm)
全長 21,475
全幅
全高 3,980
軌間 1,067
動輪径 1,750
重量(t)
運転整備 88.83
空車
動輪上
(整備)
48.23
軽軸重:44.59
最大軸重
(第1・2)
16.08
軽軸重:14.96
軸形式等
軸配置 4-6-4(2C2)
機関
弁装置 ワルシャート式
気筒数 単式2気筒
出力 2,163ps
定格出力 1,620ps
その他
最高速 100km/hr
引張力 13,870kg
1928年称号改正後のC形。
1908年(明治42年)に鉄道院が制定した、鉄道院形式称号では、
 ・1000~3999→C形タンク式機関車
 ・7000~8999→C形テンダー式機関車
例:2100形,8620形,C##形

国鉄C62形蒸気機関車は、日本国有鉄道(国鉄)の旅客用テンダー式蒸気機関車。
1948-49年にD52形蒸気機関車の改造名義で49両(日立製作所21両・川崎車輛15両・汽車製造13両)が製造。
東海道本線、山陽本線など主要幹線の優等列車牽引に使用。通称シロクニ。
C59形に代わる特別甲線での特急列車・急行列車の牽引を目的にD52形から改造。

軽軸重化:新製時製造と完成後改良を合わせて26両に施工。
 動軸軸重16.08tを、従台車の支点位置変更と先台車の板バネ枚数増加(17枚)で、甲線対応の14.9tへ引き下げ。
 白河駅以南の東北本線や、仙台駅以南の常磐線で使用。
 末期には、通常形を軽軸重形に改造の上で、需要があった函館本線に転用。

C62形

撮影 1978/8/11
場所 小樽交通記念館
車両 C62-3
1956(昭和31)年9月に軸重軽減改造され北海道へ転用された車両。
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