コンゴウアナゴ Simenchelys parasitica |
ホラアナゴ科コンゴウアナゴ亜科コンゴウアナゴ属 | |
金剛穴子/Snubnosed eel |
標本 | 110122 東海大学海洋科学博物館12-1 | by Ryo |
水族館等:海洋科学博物館12-1-2駿河湾深海生物(魚類) | |
分布: | 北海道以南の太平洋岸,西太平洋,南アフリカ,大西洋。(東部大西洋:フランス〜マデイラ,アゾレス諸島,(カーポベルデ,南アフリカの沖からの標本有り)。西部大西洋:アメリカ。西部太平洋:日本沖,ウエイク島,オーストラリア,ニュージーランド沖)。水深366〜2630m(136〜2620m)の大陸棚斜面や深海底にすみ、寄生性ともいわれるが、普通は独立生活を営む。 |
特徴: | 体長61cm。円筒状に細長く、体表は粘液質でぬるぬるしている。体は灰色〜灰茶色、鰭の縁と側線沿いは暗い。吻(口先)が尖らず、頭部は丸みを帯びる。口は小さく、口元の後端は眼の位置よりも前。歯は臼歯状、鱗は小さく皮膚に埋もれる。背鰭と臀鰭は尾鰭と連続し、臀鰭は体の後半部分から起始。 |
備考: | 水深200m以深の海底で底生生活を送る、腐肉食性の深海魚。 |