これらは、亜種ミシシッピアカミミガメ”T. s. elegans”と考えられる。幼体はミドリガメとも呼ばれ、1950年頃からペットとして世界中に輸出された個体が、日本も含めた世界各地で遺棄・定着したという。きっとこいつもそんな流れの中の1匹に違いない。自分達で引き起こしておき勝手な言い分だが、現在、生態系への影響が懸念されているんだよね。 |
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090614 光が丘P |
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分布: |
本来は、アメリカ合衆国(アーカンソー州、イリノイ州、インディアナ州、オクラホマ州、オハイオ州、カンザス州南東部、テキサス州、ニューメキシコ州東部、ミシガン州南部、ミシシッピ州、ミズーリ州、ルイジアナ州)、メキシコ(コアウイラ州北東部、タマウリパス州南部、ヌエボ・レオン州北部)。 |
特徴: |
アカミミガメ全体の特徴としては、雌の方が大。背甲はやや扁平かドーム状に盛上がる。上から見ると幅広卵型。後部縁甲板の外縁はやや鋸状に尖。肋甲板には黄色い横縞。腹甲は黄色。吻端はやや突出、上顎の先端はわずかに凹。吻端から頭頂部に黄色い縦縞。眼から後方に向かい明色の筋模様。四肢や尾にも黄色い縦縞。
ミシシッピアカミミガメの特徴:
最大甲長28cm。背甲は淡緑色から濃緑色で、黄色く細い複雑な筋模様。腹甲には甲板ごとに大型暗色斑。頭部や四肢、尾は緑や濃緑色、灰緑色。吻端から頭頂部にかけての縦縞は太く、赤みを帯びる個体もいる。四肢や尾の縦縞は細い。眼後部から鼓膜上部にかけて赤やオレンジ色の斑点。 |
備考: |
幼体には緑、黄、黒などの鮮やかな模様がありミドリガメとも呼ばれるのだそうだ。そういえば、昔縁日で買った記憶があるような・・・。 |
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