カブトニオイガメ
Sternotherus carinatus
潜頸亜目ドロガメ上科
ドロガメ科ドロガメ亜科ニオイガメ属
兜匂亀/Razorback musk turtle
参考 100318 新江ノ島水族館27 100311 江ノ島aq27 by Ryo 素人が作ったお魚図鑑
水族館等:新江ノ島水族館27発見の小窓「小さな地球」
分布: アメリカ合衆国(アーカンソー州南部,オクラホマ州南東部,テキサス州東部,ミシシッピ州,ルイジアナ州)。底質が泥や砂、腐食質などのように柔らかく、水生植物が繁茂する流れの緩やかな河川や池沼など。
特徴: 最大甲長16cm。ニオイガメ属最大種。雌よりも雄の方がやや大型。背甲は上から見ると俵型。椎甲板や肋甲板の後部が、その後ろにある甲板の前部と重なる。椎甲板には筋状の盛り上がり(キール)が非常に発達。後部縁甲板の外縁は弱く鋸状に尖るか、突起が消失し滑らか。背甲の色彩はオレンジ色や明褐色で、放射状に暗褐色の筋模様。加齢に伴い色彩は暗くなり、暗色斑は不明瞭に。腹甲には喉甲板がない。腹甲の色彩は黄色や黄褐色一色。頭部は大型だが、大型個体ではさらに頭部が巨大化(巨頭化)することもある。
備考: