フタバベニツケガニ Thalamita sima |
短尾下目方頭区ワタリガニ上科 ワタリガニ科ベニツケガニ属 |
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(二歯?)紅付蟹/− |
061014 西伊豆土肥通り崎B-5 | 060916 西伊豆安良里黄金崎B-12 | by Ryo |
分布: | 房総半島以南,越前。ハワイ,南太平洋,オーストラリア,インド洋,紅海。岩礁の礁原や礁斜面。海藻の生える砂利混じりの転石帯に多。岩の間など。水深2〜40m。 |
特徴: | 甲幅7cm。体色は茶褐色が多く、若齢個体はやや緑がかる。ベニツケガニに似るが、額は幅広く、中央で2歯に分離。前側縁は5歯、第1歯が大きく、第4歯はやや小さい。鋏脚の各節にうろこ状模様。 |
備考: | 脚の模様や鋏脚にある模様から判断。若齢個体でやや緑っぽいものと思う。体色が同系列の他のものに比べかなり緑色がかっている。単に若い固体だからというだけではなく、やはい若干こういう系統の色なのではないかと思う。水中では赤は吸収されるため、かえって目立たないのだろうが、こういった落ちついた色も中々いいね。ま、赤い方がおいしそうって感じがするけど・・・。 |