1982(日本自動車博物館)

TOYOTA[日]
STARLET XL[1982]

車両形式 5ドアHB KP61型
L×W×H 3,760×1,530×1,375
WB 2,300 Tr 1,290/1,275 165
40L Wt 740kg 5
エンジン
種類 4K-UⅡ型:水冷 直4OHV
排気 1,290cc 75.0×73.0mm 9.5:1
馬力 74ps/5,600rpm
トルク 10.7kgm/3,600rpm
駆動系
駆動 F・R 変速 4MT
サス 独MFSⒸ/4LⒸ
タイヤ 145SR13 ブレーキ Di/LT
価格 910,000円(1983/11月)
スターレットは、1973-1999年に生産されていた乗用車。代目”P6#型”(1978-84)は、通称「1300スターレット」。ハッチバックボディに転換。大衆車のFF化が進む中でFRのままデビュー。同クラスで初めて全グレードにフロントディスクブレーキを標準装備。1981年8月、吸気系統の変更で、エンジンがLASRE 4K-Ⅱに変更。1982年8月、マイナーチェンジ(後期型)で、車幅灯がヘッドランプの横(コーナーマーカー化)。ハッチバックの開口面積が拡大。展示車は後期型。

NISSAN[日]
PRESIDENT Sovereign[1982]

1982年11月には、「ラジエータグリルの意匠変更、角型4灯ヘッドランプの採用。」となるので、展示車はその直前のモデルと考えられる。
車両形式 4ドアセダン E-H252DJ1LR型
L×W×H 5,280×1,830×1,480
WB 2,850 Tr 1,495×1,490 185
R75L Wt 1,915kg 5
エンジン
種類 Y44E型:水冷4st V8OHV・EGI
排気 4,414cc 92.0×83.0mm 9.6:1
馬力 200ps/4,800rpm
トルク 34.5kgm/3,200rpm
駆動系
駆動 F・R 変速 3ATⒸ
サス 独DWⒸ/4LⒸⓅ
タイヤ 7.75S14-4 ブレーキ DiⓈ/DⓈr
価格 4,724,000円(発売時5,743,000円)
プレジデントは、1965-2010年に製造・販売されていた高級セダン。主に法人・要人向けの最上級車。初代(1965-90)は、”150型”。セドリック・スペシャル(50型)の後継車種であり、当時の国産乗用車の中で車体、エンジン共に最大サイズ。1973年8月に”250型”にマイナーチェンジし、フロントマスクとリアエンドを中心とした大幅なデザイン変更と、全長の200mm以上の延長。以後、細かなマイナーチェンジで、1977年8月に、最高級グレード「ソブリン」追加。昭和53年排出ガス規制適合により型式がE-H252型。
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PORSCHE[独]
Porsche 928[1982]

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車両形式 2ドアクーペ
L×W×H 4,447×1,836×1,313
WB 2,500 Tr 1,549/1,521
86L Wt 1,450kg 2+2
エンジン
種類 水冷 90°V8SOHC
排気 4,474cc 95.0×78.9mm 9.0:1
馬力 250ps/5,500rpm
トルク 39.2kgm/4,000rpm
駆動系
駆動 F・R 変速 3ATⒻ
サス 4独・DWⒸ/TⒸ
タイヤ 225/60VR16 ブレーキ DiⓈ/DiⓈ
備考 価格
ポルシェ928は、1977-1995年に販売されていたスポーツカー。スポーツ性とラグジュアリー性を兼ねた車両として企画。車両のほぼすべてが専用設計。全体的に卵形のシルエットにポップアップ式ヘッドランプを採用、ボディ一体型の衝撃吸収バンパーも装着。V8エンジンをフロントミッドに搭載したFRで、トランスアクスルレイアウト。エンジンは水冷で、コグドベルト駆動、ハイドローリック・タペットなど当時の新鋭技術を満載。5MTと3ATが選択できたが、日本では初期型を除いてAT搭載車が圧倒的に多い。
コーナリング中にかかった横荷重により、外側後輪が機械的に最大2°トーをイン側に向けてリアのコーナリングフォースを安定させ、従来モデルよりも安定したコーナーリングが出来るようにした「ヴァイザッハ・アクスル」(Weissach Axle )が採用(後の4WSや、マルチリンクサスペンションに影響)。